僕は、田舎で生まれ、ほぼほぼ田舎で育った。田舎者は、都会に執着心があるとかよく言われるけど、僕に関してはそんなことはない。リッポーチカランでの生活に十分満足だし、ジャカルタに住みたいな、なんて思ったことは微塵もない。
ただ、こうやって都会について書いていること自体が、都会に執着してるってことだよ、と言われてしまえば、返す言葉がなくなるが…。
インドネシアに来て2年が過ぎ、はじめて都会の方が良いなと思ったことがある。それは、” 病院 ” だ。リッポーチカランにあるシロアムも総合病院で、まずまずと思っていたが、それがまるで田舎の町医者に思えるくらいに、ジャカルタの南側にある ” mayapada hospital マヤパダホスピタル ” は、それはそれは立派なものでした。
まるでどこかのホテルに来たかのような錯覚にとらわれるが、飽くまで病院。
それぞれの科ごとにこんな感じの入口。
まあ、いくら箱がきれいであっても意味がない。箱は病気を治せない。ただ、ゴージャスさと清潔さのゴリ押しで、ヒトの気分を幾分か変えることは出来そうだ。
ジャカルタ(マヤパダ病院)とリッポーチカラン(シロアム病院)の病院の差は、
①持っている設備のバリエーションの違いによる可能性の追い方
②ドクターの知識技術レベルの違いによる完治までのスピーディさ(原因の追い方)
の2点が絶対的にあると感じた。
これまでは、ジャカルタまで行くのは、かったるいし、チカランででも何とかなるようになる、と決め込んでいたが、
病状と、気の利いた予感でもって、病院を使い分けたほうが、後悔しないで済むと、本日、心の底からそう思った。