平日の昼食は、職場のケータリングで摂っている。多かれ少なかれ、リッポーチカラン在住の方ならこういうパターンは、ザラであろう。
最近、一食12,500ルピアから15,000ルピアのケータリングに変え、微少に豪華になった昼食に大喜びの職場は微笑ましくさえあるが、それを尻目に一食豪華なランチを喰らう駐在妻がいるとすれば、その微笑ましさぶんの金額は、駐在妻昼食の税金ぶんにも及ばないのではなかろうか、と思うと複雑な気分になる。
複雑な気分は、おそらく世界の平和には決して貢献しないので、心の底に留めておく。そして、顔をあげ、前向きなことを探してみると、意外にみつかるものだ。
” DEGAN ”
これまでインドネシアに住んでてこんなモン見たこともなかった。
今日の昼食で一緒に付いてきたのだが、何やら激安の1,000ルピアらしく、何やらそういう印象がすり込まれ (日本で言うところのチロルチョコや五円チョコの類)、値上げができないとか何とか。
1,000ルピアなので、期待なんてカケラもなく、どちらかと言うと恐いもの見たさで、飲んで見た。
この具は、何なんだと思っていたら、何とビックリのナタデココ、しかも食感は1,000ルピアとは思えない弾力性…。ジュースの味こそ砂糖水だが、1,000ルピアとは思えないコストパフォーマンスに度肝とやらを抜かれそうになったが、ここで抜かれたら、豪華昼食の駐在妻に負けそうな気がして、そこは耐えた。
もしかしたら、子供のおやつにもってこいかもしれない。駐在妻に一矢報いることができるかもしれない。そんな ”DEGAN”、未だ売っているところを見たことないが (おそらく気にしていないから目に入らなかったのだろう)、スーパーなどに売っているようだ。子供に人気なら、我が家の長らく変わらない冷蔵庫内のシェアバランスに変革が起こるかもしれない…。