タマンミニに行ってきた。
正式には、「タマンミニインドネシアインダー Taman Mini Indonesia Indah」だ。
マップでもわかるように、中心の池はインドネシアのまさにミニチュアで、そのまわりに各地域の実物大の伝統てきな住居(建物)が並ぶ。
そのさらにまわりには、インドネシア関連のテーマパークのようなものが、点在する。
インドネシア歴の浅い方や子供は楽しめそう (僕もインドネシアに来たての頃に一度訪れた) だが、インドネシア歴のある方は、正直楽しめないかもしれない。
リッポーチカランからだと、渋滞がないと45分くらいで行けるので、暇ならひょいと行ってきても良いかもしれない。
今回は、最外円に点在しているテーマパーク3つにフォーカス。
*鳥 Taman Burung
*コモドドラゴン ミュージアム
*SKY WORLD
*鳥 Taman Burung
まぁ、なんてことはない。インドネシアの鳥たちが集められ、飼い慣らされ、檻に放り込まれている。
そこに価値を見出し、代金として回収する、古いタイプのビジネスモデル。
目玉は、色んな鳥たちを手や肩に乗せられるサービスだ。Rp 5,000なり。子供はもちろんはしゃぐ。
こんなエグいのも肩に乗る。
子供が空想で描いた絵画から飛び出てきたようなこの鳥。ジュラ紀の鳥をイメージしてしまう。気持ちの悪い声を出す。
必見!
*コモドドラゴン ミュージアム
コモドドラゴンの事が凝縮されてる博物館。インドネシア語なので理解に苦しむが、建物内はエアコンガンガンなので、涼むのにはもってこい。
コモドドラゴンの実物を見れるのもありがたい。インドネシアの名物ですから。
それにしても、神様はよくもまあこんな生き物をこの世に送り込んだと思ってしまう。
・噛み付いて、血が出ると止まらない(凝固作用の喪失などの毒がエグい)
・単為生殖(雄なしで子を産む)
・カッコイイからかドラゴンってあだ名がついてる(コモドオオトカゲが正式)
最近では何やら彼の血液から、強力な殺菌作用のある物質が発見されたとかなんとか。
もうこうなったら、インドネシアはこの絶滅危惧種を使って、観光客を積極的に受け入れたり、繁殖させて強力な殺菌作用の物質を大量に生成させて医学で活かすとか、した方が良いんじゃないかと。コモドビジネス。
必見!
*SKY WORLD
入場料が高めで Rp 60,000 なり。
注目はこの「5D Cinema」なのだが、何が5Dなのかはわからない。それでも、3D用のメガネをかけて座席が動くあたりは本格っぽくて、うちの子供はマジでビビっていて、それが何より楽しかった。
プラネタリウムもある。ショボさは隠しきれない。ホントは言葉がわかれば、面白いのかもしれないが、インドネシア語なので子守唄と化す。
うまく眠れなかったうちの子供が、暗闇で怖かったと涙目だったのが、何より楽しかった。
さいごに。
わざわざ行くこともないが、暇であれば行ってみると、それなりに発見があるかもしれない。
潰れる前に是非!