ディンタイフォンは美味しい小籠包レストラン。ただ、他の中華に比べてやや劣る感じ。
決して中華が大好きな人間ではないのだが、ジャカルタに行くと (あるいはリッポーチカランを出ると)、なぜか中華を食べたくなる。
中華料理の記事はこちら↓
ジャカルタ「TimHoWan 添好運」
http://www.shogot1978.com/entry/20170604/1496569709
ジャカルタ「パラダイスダイナシティ」 http://www.shogot1978.com/entry/2017/08/22/ジャカルタ_プラザスナヤン5F_中華料理「PARADISE_DYNASTY_パラダ
カラワン「海王」
http://www.shogot1978.com/entry/20170320/1490012530
「鼎泰豊 DIN TAI FUNG ディンタイフォン」は有名店だから、外食を摂る際はいつも候補に上がる。よく移転をしている印象を個人的には持っていたので、今回ようやく捕まえた格好だ。
クニンガンのロッテショッピングアベニューに入っている「ディンタイフォン」を訪れた。
まずは、何と言っても「小籠包」だ。皮に包まれた肉汁をこぼさないように、大切に扱う。どこか、金魚すくいの注意の払い方と似ている。
そして、うちの子供はまだ金魚すくいの注意の払い方を心得ていないので、あるいは肉汁の価値を知らないので、皮がすぐに破け肉汁がこぼれてしまう。
それを傍目で見ながら、何とも言えない感情を抱く。
ディンタイフォンもカラフル小籠包がメニューにある。これは確か「PARADISE DYNASTY パラダイス ダイナシティ」のお得意芸だったと記憶しているが、世の中そんなもんだろう。
色は何でも良いのだが、食材は小籠包の美味しさに大きく関わる。インドネシアのディンタイフォンは、おそらくイスラムに配慮して豚ではなく、鶏を包む。やはり豚を包んで欲しいと、思ってしまうわけで…。
それから熱さもやや不足気味に感じる。
不味くはないのだが、ウリの小籠包がこのレベルだと少々ガッカリしてしまう。
でも他の料理も美味いよ。
その昔、台湾で小さなお店から始まった小籠包のお店は、大きく発展を遂げ、多くの人に愛されている。
創業者は今のディンタイフォンをみて、何を思うだろうか…。多くの人に愛されていて、喜んでいるだろうか。それとも、小籠包に豚を使っていないことにヘソを曲げているであろうか…。