日本に戻ってからは、スーパーに並ぶお酒を眺めているだけで、何だか安心できる。いつでも安価に入手可能という意味で。
そんな風にスーパーに行くたびにあれこれ見ていると、たまに発見もある。
定番の芋焼酎で、抜群の知名度を誇る「霧島酒造株式会社」にはとてもお世話になっているし、これからもお世話になるつもりである。そんな霧島系焼酎の種類についての発見だ。
◻︎黒霧島
発見の前に定番の霧島もついでに載せておく。みんな大好き「黒霧島」は、僕も随分と身体の中に流し込んだ。インドネシアで飲める焼酎の大半がこれだった。空港でよく買ってインドネシアに持ち込んでいたのは懐かしい話だ。
◻︎赤霧島
赤霧島は、紫芋のムラサキマサリの収穫量が限られているので、販売も春秋2回の数量限定。あれば買っちゃう代物だ。
すっきり感といい、味わいといい、一個上な印象。空港にはいつでもあったような記憶。
◻︎白霧島
発見というのは「白霧島」だ。
こんなのあったっけ?あったみたいです。
http://www.kirishima.co.jp/brand/shiro-kirishima/sp/
↑白霧島サイトがこちら。芋と水と酵母が、基本の黒霧島とは違うようだ。進化の集大成が白霧島だと、霧島酒造さんは豪語しております。
◻︎霧島ゴールドラベル
さらに、発見があったのが「霧島ゴールドラベル」だ。
もうここまでくると、何がなんだかわからなくなってくる。
フルーティさを出した女性に人気な一品らしい。ただ、芋と水が「白霧島」と一緒なので、進化の集大成の一歩手前な感じか。
アルコール度数も女性をターゲットにしたのか、20%のみである。
http://www.kirishima.co.jp/sp/products/imo/goldlabel-kirishima.html
◻︎金霧島
こんなにも霧島の色があったなんて知らなかった。行くところまで行ったのか、ついに「金霧島」とご対面。金が出たのかとびっくりしたが、値段にもびっくりだ。5,280円は、自分ではなかなか買えない、お土産であげたりもらったりするモノだ。
冬虫夏草という健康素材の植物?を入れているのが「金霧島」で、健麗酒の位置付けだ。不健康な人はお酒を控える方が良いのに、と思ってしまう。
http://www.kirishima.co.jp/sp/products/imo/goldlabel-kirishima.html
こんなにもカラフルになると楽しくなるが、個人的には黒と赤だけでどっしりしていて欲しかった。日本酒で言えば、「獺祭」も人気になってからは、色んな種類の獺祭が販売され始め、よくわからなくなってきている。
昔から代々伝わってきている日本のお酒には、時代の流れを読んでみたり、目先の儲け話に飛びついてみたり、ということを勝手な希望ではあるが、して欲しくない。きっと代々継いできたものには、それなりのパワーが宿っているはずだから。