リッポーチカランは、ジャカルタの東に位置する田舎町であるが、ファストフード店はきちんとある。マクドナルド、ケンタッキー、ロッテリア、吉野家、ピザハット、ドミノピザ、…、これだけあれば十分であろう、充実の部類である。
久しぶりにマクドナルドで昼食を摂った。お馴染みのシティウォークの近くのヤツだ。関西では ”マクド”、関東では ”マック”、マクドナルドの呼び方には地域性のようなものがあるようで、インドネシアでは皆口を揃えて ”マックディ” と呼んでいる(以下、マックディ)。
インドネシアのマックディは、チキン(まるでケンタッキーのそれのような)と白米のセットがある。店内をざっと見渡しても、チキンのオーダー率は高い。白米はバーガーを包む紙袋に包まれる。
これまでに十数カ国を訪れたことがあるのだが、マクドナルドとコカコーラを見なかった国はない。日本では色々と騒がれはしたが、やはりマックディはスゲーなと素直に思える、どの国にもどの人にも好かれる味を持っているという意味で…。
その地位に甘んじず、ビッグマックに頼りっぱなしにならず、今日も新たなバーガーにチャレンジしていた。ブラックペッパーマヨバーガー。
そんな姿勢がなければ、万人を虜にすることなんてできやしない。