@cikarang

インドネシアはリッポーチカランでの生活を記録に残し、記憶にとどめる。

リッポーチカラン ”紫音” AXIAホテル内


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僕の、” 紫音 ” に対するイメージは、ゴージャスかつ繊細といったところであろうか、ホテルアクシアに、とてもマッチしていると思っている。

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姉妹店の ”紅音” の改装が終わったとか終わってないとかの話を耳にするが、先に出来た「紅音」に対して、後に出来た「紫音」、虹の最も外側の赤色と、虹の最も内側の紫色、そんな虹の関係が含まれているという噂も聞いたりする。

 

「お刺身の盛り合わせ」は、とても大きなお皿でお洒落に出てくるし、「紫音の厚揚げ」は、食べ応え十分の絶品そのものだし、「酒盗チーズ」は、酒飲みにはとても有難く他ではきっと食べられない。そう、他ではきっと食べられないクオリティが紫音にはあるように思う。

B級グルメもあるが、B級グルメのような荒っぽさを出しながらも、そこには紫音風の繊細さが同居しているのである。

 

これだけでも十分満足なのに、日替わり的な、お試し的な、限定的な、メニューもある。まるで日々進化の布石のような、そんな…。その昔「トリュフたまごご飯」には度肝を抜かれたし、「クエのお頭の煮付け」を頼んだ時には、ここはホントにインドネシアかと、頬っぺたをつねってみたりもした。

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紫音は、そういうことをずっとやっているのである。だから、いつも新しいのではなかろうか。

 

そんな紫音で、先日久しぶりに食事を摂った。あるメニューをオーダーするために。

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見えるだろうか、写真右下の「メンチカツ300」の文字を。隣には「ハンバーグ300」も見える。300はもちろん300gのことである。

あのゴージャスで繊細な紫音が、こんな大盛り的なことをやっていると聞きつければ、行かないわけにはいかない。大盛り的な事までうまくやってしまうと、もう鬼に金棒である。

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写真ではピンとこないが、かなりの大きさである。大きさだけではなく、紫音風の繊細さもわずかに同居している。

肉の塊をわざわざ引き千切って、そうかと思うと、また合わせて、そうやって、あの肉汁を演出させているのである。手間暇をかけるとは、結局はそういうことなのだ。

このメンチカツ300も、始めは、お試し的なメニューであったようだが、公式メニューブックに掲載されるレギュラーメニューに昇格したのである。紫音の料理達も競争が大変そうだ…。

 

また、楽しい料理を楽しみにしておこう。

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