日本での生活では、当たり前で気にさえもしないようなライフラインが、インドネシアではとても面倒で厄介だったりする…。
まずは水ー。
水道水は飲料水ではないので、飲料水が必要となってくる。水道水で歯を磨いただけで、腹痛を起こしたという話はこれまでいくらでも聞いてきた。一人で生活するぶんには、ペットボトルで十分だが、家族での生活となると料理を含めガロン19Lが必須となる。
ミニマートとかに山積みにされているあれである。空ガロンが意外と高く、Rp 40,000 くらい。
ウォーターサーバーへの設置も汲み上げタイプなら楽勝だが、重力タイプだとこぼれも気にしながら、的を狙いつつ、それなりの重さもあるので、まぁひと苦労。
このガロンの飲料水を切らさずに保つのは、なかなか骨が折れ、持ち運びなんて大仕事。日本の水道がとてもとても素晴らしく、ありがたいものに思えてくる。
次にガスー。
ホテルなどのサービスアパートメントはどうかわからないが、普通のアパートメントや戸建ての家では、ガスはタンクから供給する。
これがタンクであるが、ガスコンロの供給ホースと繋ぐのである。ガスだけに何かこわいのは気のせいか、いやきっと違う。
繋ぎ不良でガス漏れが発生してしまうのである。
このガスもなくなれば交換しなければならない。近くのガソリンスタンドか、シンガラジャ通り( お店情報はこちら→ http://shogot1978.hatenablog.com/entry/20160920/1474377041 ) で購入する。
ガソリンスタンドで購入する場合、運が悪い時は、このおりの中のガスタンクが全て空となっている時があるので、要注意。そして、ガソリンスタンドのおっさんと、セキュリティのおっさんと、ブライト(ミニマート)の店員の連携が重要になってくる。
ついでに電気ー。
日本よりも停電頻度は、はるかに多い(リッポーチカランエリア)。レジデンスやアパートメントは、発電機があるので、ある程度は何とかなるが、戸建ては完全な停電で大変という話はちらほら聞く。
おまけに電話ー。
電話会社はいくつかあるが、似たり寄ったりで、繋がりにくい。ただ、貧しい割にはスマホ保有率は高く、通信料がとても安い。
ライフラインについては、日本の圧勝だ。日本が異常なのか、インドネシアが普通なのか、世界の標準はわからんが、あらためて、日本は素晴らしいと思った。おしまい。