日本からのお土産に うんこ かん字ドリル なるものを頂いた。
チカランで生活をしていると、看板などから目に入ってくる文字は、もちろん大半がインドネシア語だ。
日本に住んでいるより、漢字の入ってくる量が絶対的に少ないのだ。だから、子供にはこういうドリルなどで、意図的に漢字を吸収させないと、漢字に弱くなってしまいそうに感じてしまう。
だからとても有り難い。しかも、うんこ風...。
こんなドリルの存在なんて全く知らなかったが、少し前から日本じゃ話題沸騰のようだ。
何やら低学年だけではなく、6年生用まであるようだ。
まあ、漢字のドリルなのだが、そこに使われている例文に、全て ”うんこ” を用いている点が特徴で、人気の要因になっているのではなかろうか。
その例文にセンスが感じられる。漢字の勉強そっちのけの息子と一緒に、爆笑の渦を巻きあっている。ただ、笑いのツボが、両者ちょっとずつズレている。
よくもまあ、こんなに考えたもんだと感心し、ネットを色々のぞいてみた。
ちょっと長いが、ここにこのドリルの誕生秘話が書かれている。
ビジネス書の著者と、うんこ川柳に人生をかけてきた男とが、試行錯誤の末にこの世に送り込んだ渾身作のようだ。
世の中、何がどう転ぶかわからないもんだ。
このうんこドリル、批判の声もあるようだが、批判したい人は買わなければいい。
万人ウケするものからは、きっとオモシロイものはうまれない。