頻繁なるトリキングねたで、恐縮してしまうが、臆せず進める。
ただ少し言い訳をしてみると、この日の昼食は、少し前に、シティウォークの裏にあるルコトリビウムに、新しくできた らーめん屋に行ってみるつもりであった。
ルコトリビウム
大きく右側にある
店の名前からして、いかにもあやしいこのらーめん屋は、僕の恰好のネタ題材になって頂く予定であった。
ラマダン中だからであろうか、定休日なのだろうか、休日の昼の1時でクローズしていた。大抵のらーめん屋は、休日の昼の1時は、客の掻き入れどきで、忙しくしている時間帯のはずなのだ。なのに…。さすがに、いかにもって感じがする。
店内をガラス越しで覗いてみると、このシンプルさ。らーめん屋でこのシンプルさは、初めてお目にかかる。うむ、いかにもって感じがすること甚だしい。
” MieRaiKen 美来軒 ” 次の機会を虎視眈々と伺いつつ、あらゆる意味で楽しみにしておこう。
さて、MieRaiKen 美来軒 に、出会い頭の肩透かしをくらってしまった。かといって、僕の舌と口は、もうラーメン用のそれになってしまっていたので (ラーメンを受け入れるために、舌と口はもうその準備をすっかり終わらせていた、ということ)、それ以外のモノは口に放り込みにくい状態になっていた。
だから、ラーメンも食べれ、場所も近くにあったトリキングの暖簾をくぐった、というわけだ。
これは、以前に絶賛した、飲んだ後にもサイコーな中華そばである。夜のみならず、昼も食べれるのだ。
http://shogot1978.hatenablog.com/entry/20170207/1486472568
そして、以前はあっただろうか、辛味噌らーめん をオーダー。
いかにもうまそうだ。
いかにもうまそうだ。レンゲにのっかっている赤いやつが、ポイントとなってくる。
辛いが、チビチビ食べながらお酒も飲めるんじゃないか、という代物。
これをスープに溶かして、辛さの演出をはかるのだ。少しずつこれを入れ、辛さの按配を噛みしめながら、完食まで楽しんだ。全く入れなくてもウマイし、半分入れてもウマイ、全部入れると汗の出方の調整が効かなくなってくるがウマイ。
つまり、辛味噌らーめんは、ウマイというわけだ。
きっとまた食べる。
そしてこの鶏そぼろ丼─。
トリキングの真骨頂と言わんばかりの、鶏っぷりである。
次に飲みにきた際には、シメのチョイスに相当迷いそうだ。まったく、贅沢な悩みだこと…。