幸運にも「Guam BBQ Block Party」なるものに、カチあたる。
そのイベントは2013年から始まり、グアムに継承されてきた郷土料理の伝統と、おもてなしの精神を祝う究極のイベントだという。
BBQは、グアムの日常料理と同時に伝統料理でもあるらしい。
なるほど、こういうところから、肉的なイメージがひっついてくるのか。
この人だかりは、強烈だ。
人と肉と煙で、あふれている。ロックの生演奏も行われ、アメリカ感が充満している。
我々も年1回のこのイベントに参加しない手はない。臆せずにいざ参加!なんたって参加費は無料ですから。
まずは、肉しか焼いてないところをご覧あれ。ある種異様な光景でもある。
どの出店も大行列で、困惑しそうになるこの雰囲気をどうしたものかと、ベンチに座っていると…
彼女らが「ヘイ!ピザとパスタ買ってきたから一緒に食おうぜぃ!」と言ってきた。彼女らはティーンエイジャーでますます困惑しそうになるが、これがイベントの主旨でもある ”おもてなしの精神” なのかと思えば納得がいく。が、彼女らが肉を食べないあたりは理解に苦しむ。
で、彼女らに背中を押された感じで行列に並ぶ─。せっかくなら、いかにも肉ってヤツを求めて。30分並んで(まるでディズニーランドの行列を思わせる)、肉ゲット!
七面鳥を焼いて燻製にしたものだ。14ドルでこの大きさ、納得できる。郷土料理だけあり、大きさに伴って味が粗くなることはなく、ホントに美味い。なかはとてもジューシー。
きっとどこかに並んで、ひとつ肉を注文したら、それで腹は事足りるのであろう。
偶然にもこのイベントに参加できたのは、とても幸運であった。そして郷土料理の奥深さにも少し触れることができた。
翌日には、何事もなかったようなこの撤去感。メリハリも素晴らしい。
ただ、僕の服と身体には、バーベキューの強烈な臭い香りが、こびりついて残っていたが…。
”また” があれば、また是非とも参加したいイベントだ。