これまでチカランエリアの飲食店の記事を、いくつアップしてきたであろうか。
繰り返し記事にさせて頂いたお店もあるし、ジャカルタやブカシのお店すらもちらほら上げてきた。
「もうチカランエリアは、ほぼほぼ網羅した!」と声高々に言いたいのだが、まだまだ僕は若輩者─。
ずっと気になっていたが、なかなか行けなかったお店があったが、先日遂に入店─。
ご存知であろうか。ルコタンムリンの道路に面している方にあるのだが、
その名も
居酒屋 都 である。
店構えといい、お店の名前といい、まさに古き良き日本の居酒屋を彷彿とさせる。
古き良き日本の居酒屋っぽさが、なぜか僕の足を遠のけていた。それが、恐れ多さからなのか、うやうやしさからなのか、建物が古過ぎるせいなのか、単純なタイミングの問題なのか、いくら考えてもわからなかった。
ただただ足が遠のいた、としか言いようがないのである。
何の情報もなかったので、ある程度の覚悟は決めていた。覚悟を決めながら、とにかく様々なパターンの想定はしておいた。
古めかしい暖簾をくぐると、
意外にも広い店内。これは想定外。こじんまりとした店内で、それでいてガランとしているイメージを持っていたもんで。
話を聞いてみると、何やら10年以上も前から店を構えているとのこと。リッポーチカランでは、10年を超えていると、もはや老舗に分類される。
肝心の料理なのだが、メニューを開くとこれまた想定外。数の多さに度肝を抜かれる。ひょっとするとチカランで1番品数が多いのではなかろうか、と思うくらいに。
お好み焼き、うどんそば、ラーメン、刺身、寿司、炉端焼き、揚げ物、丼もの、鍋物、釜飯、鉄板焼き、アラカルト。
カテゴリーも多ければ、カテゴリー内の品数も多いのだ。ホントに全部できるんだろうかと思ってしまう。
まぐろ Rp 65,000
イカ納豆 Rp 40,000
玉ねぎ炉端焼き Rp 20,000
メニューが多い中、できるだけ気軽な気持ちでオーダーをしたのだが、オーダーした品数が少な過ぎて氷山の一角にもなりやしないので、この店の紹介にもなりやしない。あっぱれ「都」。
ただ、玉ねぎ炉端焼きは、たぶん炉端焼きではない、はず。まずはこの辺から攻めてみるのもオモシロイかもしれない。
それから、
これも、あえて言うなら、想定外だ。刺身の鮮度キープ冷蔵庫に、氷の入ったビニール袋が入っているのだ。壊れているのか、より冷やそうとしているのか、氷を冷やしているのか、捉え方でこのお店の印象もガラリと変わる。
タイミングがあれば、また是非訪れて、色んなメニューを攻略してみたい、そんな気持ちにさせられる「都」、お試しアレ。