先日、インドネシア人の友人が日本に来た。研修か何かで日本へ出張ということらしい。滞在場所は東京なのだが、これは滅多にない機会と思い、大阪から東京までわざわざ足を運んだ。
彼は初めての日本ではなく、今回で4回目だそうで、基本的な東京観光はもう既に経験済みなのだ。スカイツリーや東京タワー、浅草や渋谷や新宿なんかが基本的な東京観光になるのだろう。
同じところに何度も行くほど、モノ好きでもなさそうなので、今回は吟味を重ねて、
蕎麦→ビール→お茶→スラバヤ
で1日東京案内を─。
□ 蕎麦
蕎麦は行き当たりばったりなのだが、結果的に美味しかった。
最近は蕎麦打ちを始めたことだし、外人にジャパニーズヌードルのシンプルで清らかなところを見てもらいたいと思うのは、蕎麦派の偏見だろうか。
分倍河原駅近くの「手打ち蕎麦 ふるや」で絶品二八蕎麦を頂いた。大変美味しゅうございました。
蕎麦の出来上がるまでの工程なんかを話したりしたのだが、彼はぎこちない箸使いを披露しながら、若干ひきつった笑顔でウマイ…と言っていた。
麺は自国のモノが一番落ち着くと、相場は決まっているのだ。ただ、異国の食文化にトライしてみるというイベント的なことを、あるいはやってみてもバチは当たるまい。
蕎麦の次はビールだ。続きは次の記事で。