@cikarang

インドネシアはリッポーチカランでの生活を記録に残し、記憶にとどめる。

帰国後 インドネシア人の友人が日本にきた!〜お茶編〜


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蕎麦を食べビールを飲んだ我々(インドネシア人の友人と僕)は、次に「お茶」へ向かう─。

蕎麦編、ビール編はこちら↓

http://www.shogot1978.com/entry/2018/03/22/帰国後_インドネシアの友人が日本に来た!〜蕎麦

http://www.shogot1978.com/entry/2018/03/25/帰国後_インドネシア人の友人が日本に来た!〜ビ

 

はるばるインドネシアから来たんだから、日本の文化を、と思うのは真っ当な思考であろう。

でも、案内人が日本の文化をちゃんと理解していないと、格好がつかない。

知らないものは仕方ない、僕も勉強になった「茶道」のお話。

 

向かったのは、調布駅から車で5分ほどの「虎狛山 日光院 祇園寺」だ。

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お寺の中の民家で、住職さんによる「茶道体験」ができるのだ。値は少々張って1人3,800円なり。

 

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かなり本格的だ。掛け軸の説明から入る。掛け軸に書かれた言葉が、この1回のお茶会のコンセプトとなり、飾り物など茶室の環境がコンセプトにのっとって整えられる。

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使われる道具も、コンセプトに合わす。道具の品評の時間もあったりする。本格さに空気を支配され、自然と背筋がピンとなる感覚になる。

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お茶の入れ方や飲み方は、良い意味で、ウンザリするぐらい執拗な儀式に思える。お茶をつくる方はもちろん同伴者にもこれでもかというくらいに敬意を払い、感謝も示す。

これが「茶道」というものか、をヒシヒシと感じることができる。元々は高貴な方々の、凛としたお遊びなので、より一層だ。

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お茶を飲むと言うよりは、ピリッとした雰囲気に身を置き、高価な道具や貴重なお菓子など掛け軸のコンセプトをなぞったモノに対して、品評をしながら、コミニュケーションをとる気取ったイベントにも思えてしまう。

 

色んなことを勉強できた。茶道の文化を。わかったらそれはそれで面白い。

 

さて、インドネシアの彼は、何を感じただろうか。その細かいところを語り合えるくらいの、インドネシア語力を僕は持ち合わせていないのが残念でならない。

住職さんは、英語も、もちろんインドネシア語も話せないので、僕の通訳でどこまで届いたかも心配になる。

茶道の雰囲気だけでもわかってくれたら、と願うばかりだ。

 

機会があれば是非!

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