滅多にモノを落としたりなんかしないのに、先日、不覚にも iPhone をどこかで落としてしまった─。
なす術がなくなるまで、しゃにむに足掻いて探してはみたものの、戻ってくる気配がまるで感じられないので、潔くあきらめることにした。
やれやれ、iPhone端末とSIMの紛失である。
ここで、未練たらたらに、そのショックさを書き殴ったり、見つけたら教えて下さい的な呼びかけをしてみても、やはり戻ってこないものは戻ってこないので、前向きな情報をアウトプットしてみる。その方がよっぽど建設的だ。
「リッポーチカランで携帯電話をなくしたら、SIMだけでも取り戻そう! 〜テレコムセル編〜」
iPhone自体は戻ってこないけど、少なくともSIMの電話番号ぐらいは取り戻せるんじゃないか、という必死さにセコさの混じるアウトプット─。
1. テレコムセルショップへ行く
リッポーチカランからジャバベカへ向かう道(マックの十字路を高速に向かう)を進んで左手に、そのショップはある。
ルコの一角にあり、赤色のトレードマークが目印となる。
このあたり。
営業時間: 平日8:00〜12:00
午前中のみなので要注意。ブカシにもショップがあり、そこは日曜のみ休みで、平日は18:00まで。
平日の8:30に行ったのにこの混みよう、日本の携帯ショップと変わらぬ光景。
2. 受付用紙に記入
「SIMを紛失したから、番号を取り戻したい」という旨を伝えると、用紙を渡される。
電話番号やら、名前やら、住所やらを記入。身分証明できるキタスかパスポートは必須。
書いたら、提出して、番号札をとりひたすら待つ。
3. その番号が本人のものであることを証明する
① 知り合いの電話番号を5つ提示
本人の番号なのかどうかを、電話をして確認するようだ。5人の証言が証明となるようだ。
② SIM購入時のSIMの包み紙
例えば①が、できない場合はこちらとなる。購入時のパッケージがまるまるあれば、本人のものという証明になるようだ。いざって時のために、パッケージを捨てずにとっておくのは、なかなかしんどいが…。
③ 懇願する
上記2つのどちらかをクリアできない場合は、厳しい状況に追い込まれる。そうなってくると、相手が隙を見せたくなるような、論理的な理由と情に訴えての懇願しか残された道はない。
4. 収入印紙購入
無事に本人であることが証明されれば、もうSIMの番号は取り戻せたようなもの。奥のカウンターで Rp 6,000 の収入印紙を購入して、用紙に貼り付ければ、SIMが取り戻せる正式な書類の完成となる。
5. SIMの受け取り
正式な書類ができれば、すぐに紛失した番号のSIMをつくってくれて、受け取ることができる。そして、すぐに使える。
いまどき、大事な携帯電話を紛失する人なんて、いるのでしょうか。
僕のように落とす人はなかなかいないかもしれないが、すられたりすることはあるのかもしれない。
もし結果的に紛失してしまったら、この手順を参考にされたし。