もう何度書いたことであろうか。
ムスリム90%越えのここインドネシアで、ビールが普通に売られていることを。
まぁ、インドネシア人の皆さんも飲むことがあるんだろうな、という想像を働かせつつ。そんなことより、僕にとってインドネシアでビールが不自由なく飲めるという好都合が何よりだ。
あの星マークはハイネケンの援助をきっかけに譲り受けたというビンタンビールが、シェア断トツなのだが、その他にもビールはあるよ、というお話。
スーパーで買えるビールを全てではないが、並べてみる。
*ビンタン
言わずと知れたビンタンビール。どの店に行っても出てくるので、誰もが馴染んでいるビールであろう。
このビンタンビールを製造販売している「マルチ・ビンタン・インドネシア」の売上は、年間約250億円ほどだという。
日本のアサヒビールで約1兆円(酒類事業のみ)を考えると、人口も考えて、やはりムスリム国家ということがわかる。
*バリハイ
個人的には、今はこれが断トツで一番うまいと思っている。ビンタンがピルスナーに対し、こちらがラガー。薄く黄金色に輝き、後味スッキリだ。
たまにリッポーチカランのファーマーズマーケットで格安のRp13,000ほどで売っているのを、僕はなるべく見逃さないようにしている。
1975年に西ジャワ州で設立された醸造所から始まり、1993年からバリハイブランドを展開しているよう。
*ドラフトビール
バリハイの弟的存在か。同じメーカー。パッケージがショボいので、てっきりマズイと思っていたが、さすがバリハイ系。スッキリな味わいは悪くない。
*アンカー
こちらもスーパーなどでよく見かける。製造販売は「デルタ・ジャカルタ」でビンタンに次ぐ。創業が1932年。ハイネケングループに属しているとか。はじめはオランダの支配下からスタート。
ビンタンビールとは違い、麦芽のインパクトが強く、コクが後味に残るところが特徴。
*プロスト
*サンミゲル
発祥はフィリピン。
オットーで飲めますね。
*ハイネケン
言わずと知れた、世界で愛されている。それだけ値も張る。
あまり興味はわかないが、ハイネケンライト(アルコール3.3%)がそろそろ発売か。
*サッポロ
誰が何処でどうやって製造しているのかは、わからないが、とにかくビール界においても、日系頑張ってます、と言ったところか。
やっぱりその地のビールをその地で飲むのが美味い。
昔、沖縄で飲んだ「オリオンビール」がひどく美味しく、どっさり持って帰って飲んだらそんなにうまくなかった。まあ、そんなもんだろう。
インドネシアでインドネシアのビールを楽しもう。