私はビールが大好きだ。どれくらい好きかと問われれば、森の木が全てなぎ倒され海の水が全て干し上がるくらいに、とでも答えるかもしれない。
ビールに限らず、焼酎や日本酒なども好んで飲む。しかし、ここインドネシアで焼酎や日本酒を購入しようものなら、目を疑うような値段が記されている。まるでプレミアムな超高級酒のような。
その点ビールは、日本とほとんど変わらぬ価格で飲める。ムスリム9割超えの国にこんなにもビールが売られているのは、不思議に思うが、ビールがなくなってしまうと私のインドネシアでの生活が非常に困難になるので、この先もずっと不思議なままであって欲しい。
そんなインドネシアのビールは、”ビールビンタン” が圧倒的シェアを誇る。ビンタンはインドネシア語で星の意味だが、あのパッケージの星は、ハイネケンからのモノらしい。その昔の植民地時代に、ハイネケン系の製造工場ができ、それが始まりだとか。
前置きが長過ぎたか、前置きの長い文章にはロクなモノがないと、その昔とても偉い人が言っていた、というのは本当か?
缶ビンタン1本だいたい Rp18,000ほどだと思うが、私がいつも買うこの店は、1ケース(24本)で Rp 365,000。
シンガラジャ通りにある。祭りやがあったあたりにある。水やガスなども置いてある。瓶ビンタンだと空瓶返却でさらに安いようだ。
ビール好きには、少しではあるが、助けになるお店。お試しあれ!
お題の ”ビール” を飲みながらこの文章を綴っているが、酒が入った文章は大丈夫だろうか。くどかったり、文字が多少ゆがんでいたり、ほのかに酒の匂いが漂っていたり、酔っ払い文章になってなければ良いのだが…。