インドネシアでの移動手段は、こんな感じだった↓。
http://www.shogot1978.com/entry/20170204/1486207794
ほぼ車を使っての移動だ。通勤はもちろんのこと、歩けなくもない距離でもウーバーやグラブなどの配車サービスを利用するのが、日常的になっていた。
自分で運転することなんてまるでなかったもんだから、どこででもお酒を何にも気にせずに気持ち良くたっぷりと飲めた。
歩くことを無意識に拒絶し、欲望のおもむくままにお酒を浴びる、そんなことを続けていると当然太る。そして、太るのは嫌だとワガママを言い、にわかに運動を始めるのだ、それも長続きしそうにない運動を。
そんなやり方は、やはりどこか決定的に間違っているのだ。人の身体は、そんな思うがままに操れない。
話がズレた。車に乗り続け、運動をしてこなかった僕には、なかなか酷な話ではあったが、通勤での愛車が劇的に変わった。
この黒光りしてる自転車だ。
運動不足による苦痛も伴うが、そんなことより、寒い日は身体に吹き付ける風が容赦ないし、雨の日はカッパを着込むがメガネに貼りつく水滴はどうにもならずにやたらと苛立たしい。さらには、お酒を飲んでしまったら自転車を押して、歩かなければならないのだ。
うんざりすることばかりだ。
でも、やってくるのはうんざりだけではない。真っ当な運転による、なだらかなデブからの脱却も徐々にではあるが、やってきている。
なまりきった身体には、うんざりするくらいのことを与えなければ、もとには戻らない。
いつの日か、心地良い自転車通勤が…みたいな話をしてみたいもんだ。
自転車生活を「慣れ」だけでなく、どこか前向きな捉え方で、日々の通勤を送りたいものだ。