もう、いくつファストフード店の記事を書いたであろうか。いささか書き過ぎだ。ファストフードの猛者と勘違いされてしまってはかなわない。
ただ、手っ取り早くて良いのである、食べるにせよ、書くにせよ。
ジャカルタは、プラザインドネシアにある FAT BURGER ──。
デブ飯を連想できるネーミングに惹かれて、お店の門をくぐる。とは書いたものの、インドネシアへの出張時代はプラザインドネシア内の食べ物屋には随分お世話になった。ここもその内のひとつ。
値段がジャカルタプライスの高価なファストフード。
でも、このボリューミーのこのジューシーさなら、多少高価でも文句はでない。
大満足だ。
ジャカルタの中心のモール、プラザインドネシア──。僕が闊歩するには不釣り合いなほどの洗練さである。僕には、リッポーモールあたりがお似合いなのだ。
入り口からグッチがお出迎え。
どんな人が、どんな頻度で、どんなモノを、ここで買っていくのだろうか、という疑問は、出張時代から抱いているものだ。ひょっとしたら、ウインドウショッピングに終始している人が多いんじゃないかと…、モール内の散歩が趣味なんです、みたいな。
あちらこちらに増えている高級モール、採算の具合を一度知りたいもんだ。
プラザインドネシアは、山頭火やら鼎泰豐ディンタイフォンやら、店を閉めたり、移転したりと、入れ替わりが多い中、この FAT BURGER は、長く店が続いている。健康志向ブームが本格化するまでは、残り続けそうだ。
ジャカルタに寄った際には、お試しあれ。