AXIAに入っている皆様ご存知の「OTTO オット」にフツーに行ってみた、というお話。
OTTOは、イベントが多い (あるいはイベント情報がよく耳に入ってくる) ので、面白そうだなという一心でこれまで訪れていた。
例えば ── 。
*ステーキ食べ放題
こんなの初めてで至福のひととき。生牡蠣も漏れなく食べ放題なので、牡蠣好きにはたまらない。
http://www.shogot1978.com/entry/20170226/1488095976
*地獄の辛さ祭り
厳選された辛いモノが食べられる。1,000倍カレーは、お店の意地を垣間見た。
http://www.shogot1978.com/entry/20170812/1502507657
http://www.shogot1978.com/entry/2017/09/03/リッポーチカラン_「OTTO」激辛メニューをまた食べた
*サッカーワールドカップアジア最終予選の中継
大きなモニターでプロジェクタを使って映してくれる。自宅ではテレビが見れないので、とてもありがたかった。
*ワインの試飲会
*スイーツ祭り
などなど。名称が多少違っているのはご愛嬌で、イベントにはお得感がたくさん盛り込まれている。妻なんて、タベルナマツの単発お菓子作り教室にも行っていた…。
そんな風にイベントが多いものだから、イベントなしのOTTOは、何だかとても新鮮に感じる。そしてこんなにも上品だったんだと再認識。
生牡蠣─。
盛り方でお腹が膨れそうなお洒落感だ。食べ放題で、ホントにお腹が膨れるまで牡蠣を食べ続けるよりも、一個づつ対価を払って食べた方が、ありがたみと美味しさがしっかりと付いてくると感じるから不思議なものだ。
肉塊─。
これはホームページでも推している「肉塊」だ。(二切れはすでに食べてしまった)
値は張るが、推してるだけあって絶品そのものだ。見ての通りレア感が半端ない。おそらく素材の味をなるべく残したいのであろう。手間暇がかかっている。薬味も4種ほどから選べる。写真はバリ塩とワサビだ。
僕はこんな料理を「上品」と形容する。量は少なめで、素材の良さを残し(あるいは、素材の良さをより引き出す技術を使ったり)、どこか控えめで(主役にも脇役にもなれる)、そして何故かワインに合う料理、こんなのが「上品」な料理だと個人的には思っている。
OTTOは僕に上品とは何かを教えてくれた。僕の食の人生における量から質への転換期となるかもしれない。
上品な料理を食べると、上品な人間になりそうな気がするし。
たまには、イベントなしのフツーのOTTOに行ってみるのも良い。機会があれば是非!